【写真】妻の加藤綾菜へ、熱い口づけをする加藤茶45歳の2人が語る終活とは…… 2011年、45歳の年の差婚で話題になった加藤茶&綾菜夫妻。あれから9年──。妻の綾菜は今年3月に、介護職として働くうえで基本となる知識・技術を習得する研修、『介護職員初任者研修』(ヘルパー2級)の試験に合格。そして9月、さらにその上の『介護福祉実務者研修』(ヘルパー1級)にも合格した。これこそ愛ゆえの行動!? そんなふたりの“今”を誌上夫婦対談で探ります!
加藤茶(以下・茶) 取れる資格なら、何でもいいから取っておいたらいいんじゃないの、と話していたんです。これから生きていくために、どんな資格でも持っていればいいと思うし。取り立てて、俺の介護じゃなくて、世の中の人のためになればいいかなって。
綾菜(以下・綾) 加トちゃん、今すごい元気だよね。だからこそ介護について勉強しよう、って思ったの。10年後、20年後、これから何が起こるかわからないじゃない。それで介護の基本的な知識を学べると聞いたので、初任者研修に通い始めたんです。
茶 俺は別に介護されるなんて、全然考えてないけどね。
綾 元気だからね。この資格は加トちゃんのために取ったんだけど、今、介護を必要としているおじいちゃん、おばあちゃんのために何かやりたいなと思って。介護施設でお手伝いを始めたんです。
勉強し始めてみると、思っていた以上に面白く、もっと深く学びたいと思ったという綾菜。
──すべては夫のためという彼女の思い、どう受け止める?
茶 まあ、身近にそういった介護ができる人がいたらラッキーはラッキーだなと。今のところはそれだけかな。
綾 でも、介護の勉強の半分以上は健康寿命をどうやって延ばすか、なんです。だから加トちゃんが……、何歳まで仕事したいって言ってたっけ?
茶 85歳くらいまでだね。
綾 そう、85歳。そのためにはどうすればいいかということを私自身、真剣に考えるきっかけになったと思う。