設置の中心となったベルリンの韓国系市民団体は「公共の場での設置を続けたい」と述べ、ミッテ区と協議するとした。日本側は加藤勝信官房長官が像の撤去を求める考えを示していた。
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ミッテ区は少女像の設置により「日本各地やベルリンで、いら立ちを引き起こした」と指摘した。フォンダッセル区長は像が二つの国家の対立に関係しているとして、ドイツでの設置に「ふさわしくない」と強調。「国家間の歴史的論争を巡り、どちらか一方に肩入れする事態は避けたい」とコメントした。
市民団体は芸術作品として設置を申請し、1年間の期限付きで許可を得ていた。ミッテ区の住宅街では9月28日、道路沿いに設置された少女像の除幕式が行われた。