お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(57)が11日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。池袋で暴走事故を起こした飯塚幸三被告(89)の初公判のニュースに言及した。
東京・池袋で昨年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚被告は8日、東京地裁の初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張した。被告は「心からおわび申し上げます」と謝罪した上で「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が発生し、暴走した」と述べた。
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コメントを求められた松本は「ぼんやり『痛ましい事件やな~』ぐらいに思っていた人たちも、今回の本人の無罪主張で、国民の怒りが完全にひとつになっちゃった感じがしますね」と険しい表情を見せ、「う~ん、本人自体がアクセルとブレーキを踏み間違えている感じ」と表現した。
また松本は共演する犬塚浩弁護士(59)に「(無罪主張は)裁判のときに、アドリブ的に本人が言ったんですか? 弁護団と相談した上で無罪主張することになったんですか?」と質問。犬塚弁護士は「きちんと相談はしていると思う」と言うと、松本は「えっ! 弁護団側も『いやいや、さすがにそれ(無罪主張)はちょっと…』ってならないんですか?」と返した。
犬塚弁護士は「立証の難しさは説明していると思います。それまで普通に運転して現場に来たわけですから。そこで突然ブレーキを踏んだら加速したと証明することの難しさは説明していると思います」と推測した。