国家公務員、男性の育休取得21% 過去最高に
国家公務員、男性の育休取得21% 過去最高に
人事院は30日、2018年度に育児休業を取った男性の国家公務員(一般職常勤)は、取得が可能だった職員の21・6%に当たる1350人だったと発表した。取得率は前年度より3・5ポイント高く、育休制度を設けた1992年度以降で最高だった。 男性の育休取得は地方公務員が17年度で4・4%、厚生労働省が調べた18年度の民間取得率も6・16%にとどまった。国家公務員が高水準となった要因について、人事院は「組織の規模が比較的大きく、業務分担の変更などでカバーできることが大きい」と分析した。 期間は1カ月以内が最も多く72・1%。次いで1カ月超3カ月以内が13・5%、3カ月超半年以内が6・1%だった。 女性の育休取得者は1910人で、取得率は99・5%。休業期間は1年超2年以内が30・4%で最も多かった。
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