大阪市中央区の飲食店「かに道楽道頓堀本店」の名物、動くカニの看板の脚2本が20日、修理のために取り外された。現在の看板で脚を外す修理をするのは初めてで、通行人らが写真に収める姿が見られた。24日未明に再び取り付けられる。
店によると、脚の付け根の部品に不具合が見つかったため交換する。8月下旬ごろから脚の動きがぎこちなくなり、異常音がするようになった。9月から脚を固定し、原因を調べていた。
店の前では20日夜、脚がない看板の写真を多くの人がスマートフォンで撮影。「脚は食べられちゃったの?」と小林泰三店長(45)に尋ねる子どももいた。小林店長は取材に「お見舞いに来て、道頓堀を盛り上げて」と話した。
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動く看板はこの場所に開店した1962年から取り付けられ、現在の看板は96年に付け替えた3代目という。