関西大学でクラスター発生、7学科1914人自宅待機 同じサークルの男女22人が新型コロナ陽性

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関西大学でクラスター発生、7学科1914人自宅待機 同じサークルの男女22人が新型コロナ陽性
 関西大(大阪府吹田市)は21日までに、新型コロナウイルスの集団感染があったと発表した。学内の同じサークルに所属する男女計22人の陽性が判明。これを受けて大学側は、感染した学生が通う7学科の学生計1914人に24日まで自宅待機するよう通知した。同サークルでは基本的な感染防止策を取った上で活動していたという。大学の対面授業再開については賛否両論の声が上がっているが、まだまだ課題は多そうだ。
 コロナ対策に細心の注意を払っていた関西大でクラスター(感染者集団)が発生。キャンパスに衝撃が走った。

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 関大によると、学内のあるサークルで、計22人の学生の陽性が判明。さらに、7学科の計約70人の学生が濃厚接触者と認定された。このうち47人は検査の結果、陰性と判定されたが、結局1900人超の学生が24日まで自宅待機となった。
 「考えられる対策は取っていたのですが」と同大関係者は言葉を失う。関大では、9月21日から始まった秋学期を前に大規模な人数での授業は行わないことを決定。授業中の換気やマスク着用などの他、学内の食堂でも感染症対策は徹底。サークルや部活動などでも全体合宿や大人数での会食は禁止としており、今回のサークルでも基本的に方針は守られていた。活動後の少人数の会食などで集団感染が起きたとみて聞き取り調査を進めている。
 今月は日大でも男子バレーボール部、空手部、フェンシング部でクラスターが発生。現在までに計約70人の感染が明らかになった。一方で文部科学省は大学での対面授業の再開を促し、同授業の割合が半数に満たない大学は、来月上旬に大学名を公表すると発表したばかり。こうした中で関大では、今学期は一部の出席者の多い授業は引き続きオンラインで行うものの、「教育効果」を重要視して、全体の8割は対面授業とする取り組みを始めた矢先だった。
 山梨大の島田眞路学長(68)はコロナ禍における大学側の対応の難しさを指摘する。元同大医学部附属病院長で感染症対策にも詳しい島田氏は「感染抑止を取るのか、授業の効果を上げるために対面授業を増やすのか。二律背反で正解はないんです」と説明。
 山梨大では今月から、医学部で臨床実習に臨む学生らのPCR検査を始めている。島田氏は「もっと安価で気軽に同検査を受けられる体制を拡充するしか方法はないが、現状は進んでいない。政府にはまず、その環境整備に本腰を入れてほしい」と訴えた。
 ◆京都産業大でPCR検査
 コロナ対策を巡っては、全国の大学がそれぞれに頭を悩ませているのが現状だ。そんな中、今春に学生らのクラスターが発生した京都産業大(京都市)では、19日にPCR検査センターを開設した。唾液を分析する島津製作所のキットを使い、1回の検査費用は900円。寮生活の学生や、高齢者と同居する学生を優先する。同大学では「今後は試験運用を経て、11月から1日40件前後の検査を本格稼働したい。すでに学生からも問い合わせが入っています」と話している。
 ◆関西大学
 1922(大正11)年、2学部(法・商)を擁する大学(旧制大学)として発足した私立大学。2020年現在で13学部、大学院16研究科を設置している。千里山、高槻などにキャンパスがあり、本部は大阪府吹田市山手町。主な活躍中の卒業生に桂文枝、宮根誠司、織田信成、高橋大輔、山里亮太、岩尾望、ジャルジャル、矢井田瞳、ゆりやんレトリィバァ、藤山扇治郎ら。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 関西大学でクラスター発生、7学科1914人自宅待機 同じサークルの男女22人が新型コロナ陽性