「ぶっちゃけ、つぶれそうなのです」。福島県南会津町の「会津高原南郷スキー場」が窮状を訴える弱音満載のポスター画像がツイッター上で反響を呼んでいる。スキー場の公式アカウントが17日投稿した、この画像は21日の時点で「いいね」が7万件を超え、リツイート(転載)は3万5000件以上となっている。
ポスターには「南郷スキー場を助けてください…」「『バスも無い』『電車も無い』『高速道路も超遠い』めっちゃ、不便です」と嘆き節がつづられ、「でも…いいスキー場なんです。ホントに。無くしたくないんです」「ぜひ、一度足を運んでいただけませんか?」と呼び掛けている。
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スキー場は1976年にオープンし、スノーボードのハーフパイプ(HP)など多様なコースを備える。だが入場者は92年度の約12万人をピークに右肩下がりで、昨年度は記録的な暖冬による雪不足の影響で約5千人だった。支配人の星秀則さん(58)は「最寄りのインターチェンジから車で2時間かかる秘境。だからこそ、来てくれれば地元で温かく迎えます」と話している。