日テレ社長「隣のＮＨＫさんと抱き合った」ラグビーＷ杯、テレビ局もノーサイド精神

ラグビー日本代表のジャージー姿で会見に臨んだ日本テレビの左から福田博之取締役、小杉善信社長、広瀬健一取締役＝東京・東新橋【拡大】 　日本テレビの定例会見が３０日、東京・東新橋の同局で行われ、小杉善信社長（６５）がラグビー日本代表の桜のジャージー姿で出席した。　同局が２０日に生中継したラグビーＷ杯初戦のロシア戦では平均視聴率１８・３％を記録しており、小杉社長は「全ては日本代表の戦い方が感動を呼んだということ。日本代表の愚直でけなげな規律を重んじる姿勢に皆さんが感動し、追い風になった」と分析した。　大金星を挙げた２８日のアイルランド戦はＮＨＫが中継。前回大会で“Ｗ杯史上最大の番狂わせ”と呼ばれた南ア戦もＮＨＫが放送しており、心境を問われた小杉社長は「客席で隣のＮＨＫさんと一緒に見て、抱き合った。一緒に盛り上げる気持ち」とほほえんだ。