昨年４１年ぶりに音楽活動を再開させた女優、伊藤蘭（６５）が２５日、東京・ＬＩＮＥ ＣＵＢＥ ＳＨＩＢＵＹＡで初ソロツアーの最終日を迎えた。２月にスタートするも、コロナ禍に見舞われ５公演が中止に。最終公演は２度の延期でようやく開催できた。
２時間、全２３曲を歌い終え、万雷の拍手が巻き起こると「涙しないようにしていたのに」と声を詰まらせ、「公演数は減ったけど、きょうを無事に迎えられて…久しぶりに歌えて楽しかった」と感無量の表情に。
公演は、初ソロアルバム「Ｍｙ Ｂｏｕｑｕｅｔ」の収録曲や「年下の男の子」「春一番」「微笑がえし」などキャンディーズ時代の１２曲を当時の振り付けのまま熱唱。
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メンバーカラーの真っ赤なサイリュウムが揺れる客席を見渡し、「いつまでも大切な仲間、スー（２０１１年死去した女優、田中好子）さん、いつでも仲良し、振り付けを一緒に確認してくれたミキ（引退した藤村美樹）さんに感謝します」と２人に思いをはせた。
アンコールでは１２月９日に配信される１年半ぶりの新曲「恋するリボルバー」を初披露し、歌手活動続行を印象付けた。