政府は27日、2020年度の文化勲章をドラマ「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」で知られる脚本家、橋田壽賀子さん(95)ら5氏に贈ることを決めた。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京都内のホテルで開かれる。
作曲家のすぎやまこういち氏(89)は、ヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」など昭和歌謡史を彩ったヒット曲に加え、「ドラゴンクエスト」などゲーム音楽の先駆者としての功績が評価され文化功労者に選ばれた。
「ドラクエの音楽作りが仕事の中心を占めてきた。ゲーム音楽が社会に認められ、とてもうれしい」と喜び「『ドラゴンクエスト序曲』は最初の打ち合わせから戻るとメロディーが浮かび、5分でできた」と回想。来年卒寿を迎えるが、「これを励みに作曲、オーケストラの指揮を今まで通りに頑張っていきます」と誓った。
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