お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(55)が1日、司会を務めるTBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された人気俳優、伊藤健太郎(23)に言及した。
伊藤は先月28日、東京・渋谷区で乗用車を運転中にバイクに衝突し、そのまま現場から立ち去ったとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで29日に警視庁原宿署に逮捕された。30日に警視庁東京湾岸署から釈放され、同署前では4度にわたり計42秒、涙をこらえながら頭を下げて謝罪した。
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番組でこのニュースを取り上げると、太田は「今回のとっさのときにどうするか。やっぱり一番自分に失望しているのは、健太郎自身だと思うんだよね。気が動転したというのも、俺はあったと思うのね。そういうときにどういう行動ができるのかっていうのは永遠のテーマ」と切り出した。
「僕は人間は二通りいると思っていて。そういうとき、本能で人のために自分を消すことができる人と、自分で学習しないとそれができない人」と言い、「俺は学習しないとできない」と分析した。
「この問題から外れるけど…」とした上で、「何年か前に駅のホームに落ちた人を救って、自分が亡くなってしまったという事故があったときに。『俺、これが目の前であったときにできるのかな?』と思ったら『とてもできないな』と思った。やっぱりそういう理想の自分になりたいなら、自分は本能でできないなら、普段から『なるんだ』って思っていないとなれない。おそらく健太郎は、この経験で思い知ったんじゃないかと思う」と私見を語った。