香港デモ、撃たれた高校生命取り留める 抗議活動の収拾見通せず
香港デモ、撃たれた高校生命取り留める 抗議活動の収拾見通せず
1日、香港でデモ参加者(左)に向けて発砲する警察官の映像(香港大学生会Campus TVのフェイスブックから・共同)【拡大】 2日の香港メディアによると、中国建国70年を狙った1日の抗議活動で起きた衝突で、警官に左胸を撃たれて重体となっていた高校2年の男子生徒(18)は手術を受け、命を取り留めた。警官は至近距離から発砲しており、住民側の批判が高まるのは必至。抗議活動の収拾のめどは見通せなくなった。 1日の抗議活動による若者側と警官の負傷者は計74人に上った。うち男子生徒を含めた2人が重体。香港政府は2日、抗議活動を「暴力行為」として厳しく批判する声明を出した。 抗議活動は「逃亡犯条例」改正案を巡る対立を発端に6月から続けられている。1日の激しい衝突から一夜明け、香港中心街には中国共産党や香港政府を批判する落書きやバリケードが燃えた跡が残っていた。職場や学校に向かう住民らの中には「荒れた街」を撮影する人もいた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 香港デモ、撃たれた高校生命取り留める 抗議活動の収拾見通せず