「表現の不自由展」再開提言後、1日200件の抗議電話
「表現の不自由展」再開提言後、1日200件の抗議電話
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の中止問題を巡り、愛知県の大村秀章知事は2日の定例記者会見で、不自由展再開を提言した中間報告を9月25日に発表後、抗議電話が県やトリエンナーレ実行委員会に1日200件近く寄せられていると明らかにした。県によると8月中旬以降は、1日20~30件だったという。 大村知事は悪質な抗議電話を防止するため、10分たつと電話が自動的に切れたり、声の録音を伝えたりする仕組みを導入したとも説明した。 10月6~8日の再開を前提に不自由展の実行委側と協議を進めているとしたが「再開がいつになるかは決まっていない」と述べた。 文化庁の補助金不交付決定に対する訴訟に関しては「きちんと筋道を立てて論理構成をしないといけない。準備に入っており、手続きに瑕疵はないと証明したい」と話した。
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