米スペースXの新型宇宙船クルードラゴンへの搭乗を14日に控えた野口聡一さん(55)ら日米の飛行士4人が8日、打ち上げ場のある米フロリダ州のケネディ宇宙センターに到着した。野口さんは大ヒット漫画「鬼滅の刃」のキーワードを引用して「夢と希望と感動を分かち合えるように“全集中”で頑張りたい」とあいさつした。
4人は、拠点があるテキサス州からチャーター機で入り、おそろいの青いつなぎと黒い帽子姿で記者会見に臨んだ。
野口さんは、民間宇宙船としては本格運用1号機となる今回の搭乗について「大きな意味がある。有人宇宙飛行を支える民間の会社がどんどん出てくると思う」と強調。自動化を大幅に取り入れた新型船のクルードラゴンについては「システムの訓練をしっかり積んできているので、不安はない」と語った。
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米航空宇宙局(NASA)との契約でスペースXが14日午後(日本時間15日午前)、国際宇宙ステーションを目指して打ち上げる。野口さんらはステーションに半年滞在する予定。