ワイドショーの事件リポーターの草分けとして活躍した東海林のり子さん（８６）が、１１日放送のＴＢＳラジオ「生島ヒロシのおはよう定食／一直線」（月～金曜前５・０）にゲスト出演する。
このほど収録が行われ、フジテレビ系「おはよう！ナイスデイ」で共演していた当時のＭＣ（１９９４－９５年）の生島ヒロシ（６９）とともに、「すごい事件がたくさんありましたね」とオウム真理教による地下鉄サリン事件などを振り返った。
立教大時代、ＥＳＳ（英語研究部）に所属しＣＡを目指したものの、「５尺３寸（約１６０センチ）の身長制限があり、断念」。ニッポン放送でアナウンサーとして働き、退社後はフリーのリポーターとして数多くのワイドショーに出演した。
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お母さんのような優しい語り口調で、相手が何でも答えてしまう包容力の人。事件、葬儀のどちらにも対応できるようにと洋服は常に黒色で、カバンの中には数珠とお清め用の塩を用意するというプロフェッショナルぶりだった。
そんな東海林さんは半生をまとめた自分史「我がままに生きる。」（発行：トランスワールドジャパン）で、（１）毎日昼寝をする（２）１日２０００歩歩く（３）足湯につかる、など老後を元気に楽しく過ごす健康の秘訣を披露している。
「５５歳くらいから人間ドックに行っていません。行くといろいろ発見されるかも知れませんので…。今の楽しみは、来年の定期預金の満期。何を買おうか今からワクワクしています。死ぬまで仕事をします」と笑顔で生涯現役を宣言した。１８日も出演する。