セダンタイプは、スポーツタイプ多目的車(SUV)やミニバンの人気拡大に伴って販売が低迷。特に若年層を中心に「セダン離れ」が進んでおり、クラウンもそのあおりを受けた格好。日本の自動車市場の変化を象徴する出来事となりそうだ。
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トヨタは現行のクラウンの後継を2022年に発売する方針。人気SUV「ハリアー」などのように、車高を現在よりも高くする方向で調整しており、オーソドックスなセダンタイプは想定していない。新車種の発売後、セダンは生産、販売を終える見通しだ。
日本自動車販売協会連合会によると、19年のクラウンの販売台数は前年比28・2%減の3万6125台にとどまっていた。