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最年少の18歳1カ月で将棋の二冠に輝いた藤井聡太王位(18)=棋聖=の第61期王位就位式が12日、東京都内で開かれた。謝辞で藤井王位は「初めての2日制となり、毎回新しい発見があった。この経験を来期に生かせるように精進してまいりたい」と喜びを語った。
藤井王位は、9月に行われた棋聖就位式と同じ黒紋付き羽織はかま姿で登場。主催者のあいさつの後、就位状、賞杯、賞金目録などが贈られた。式の前には、タイトル奪取となった王位戦7番勝負第4局を藤井王位自身が解説。その模様は有料の1万人限定で、オンライン生中継された。
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就位式後の記者会見で、高校生プロは「結果を出すことができてよかったと思う。将棋はどこまで行っても頂点はない。強くなるために努力することが大切」と話した。
藤井王位は7月の棋聖戦5番勝負で、初タイトルを奪取。王位戦7番勝負では8月20日に木村一基九段(47)を4連勝で破り、王位と棋聖を同時に保持した。