国民的グループ、嵐が活動休止する大みそかに無観客単独ライブを生配信することが12日、分かった。同日はNHK紅白歌合戦出場が濃厚だが、活動休止前の最後の時間をファンと一緒に過ごす。5人はファンサイトに動画をアップし、櫻井翔(38)は「1人でも多くのファンと時間を共有したい」と約束。大みそかに先駆け、今月26日に世界12カ国・地域に生配信されるオンラインライブイベントへの出演も決まった。
嵐の“最後の一日”の一端が明らかになった。
メンバーは12日、ファンサイトに動画をアップし、二宮和也(37)は「われわれ嵐が年末に新しいライブを開催することになりました!」と発表。「『This is 嵐 LIVE2020.12.31』開催決定」のテロップが流れると、リーダーの大野智(39)は「やったー!」と興奮を隠せなかった。
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5人が単独ライブを生配信するのは初めて。大みそかの単独公演開催も前例がなく、「初づくし」の発表となった。
櫻井は「当初は例年通りドームツアーを予定していた」と明かしたが、コロナ禍で断念。演出担当の松本潤(37)は「こんなときだからこそ皆さんに元気をお届けできないかと、前向きに、スタッフと何度も何度も協議した」と振り返り、二宮は「1人でも多くの皆さんと同じ条件で楽しい時間を共有できるように、コロナ禍前から計画してきた」と説明した。
大みそかは12年連続となるNHK紅白歌合戦の出場が確実視されている。昨年まで出演してきた大みそか恒例の「ジャニーズカウントダウンライブ」は、コロナ禍で開催が不透明な状況だ。
関係者は同ライブ開催の有無について「現時点でお知らせできることはありません」と回答。例年中継してきたフジテレビは「放送枠について、どうするかは未定です」と話すにとどめた。
松本は昨年11月の会見で「ファンと一緒に楽しむ時間を1分1秒でも長くしたい」と宣言。配信ライブの時間やファンクラブ会員限定かなど詳細は後日発表されるが、紅白は大トリではなく早い段階で出演し、グループ活動を休止する深夜0時までの“カウントダウン”の時間をファンと過ごす可能性が高い。
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