第1部には、女子大生4人(もかちょん、ななな、のん、ばる)が参加し、アゲアゲトークに花が咲いた。
(上の画像、左から)ななな、のん、ばる、もかちょん
もかちょん「初めてこのタイトルを見たとき『ちょっとふざけてるのかな?』って思った。でも、見たら“飯テロ”映画、音楽映画だけじゃなく、青春映画もあって、思いのほか感動し、誰でも楽しめる映画だった」
ななな 「北村匠海さんのファンが多くて女の子が見る映画なのかなと思って見に行ったけど、原作はジャンプだし彼氏も『めっちゃ楽しかった』といっていた。見ているだけでノリノリになる映画でした」
の ん 「最初は『コメディー全開かな?』と思っていた。でも、見たら泣いちゃって(笑)。お父さん(ブラザートム)がアゲ太郎の初DJを内緒で見に行くところとかすごく感動した。家族愛をすごい感じてすてきだなと思った」
ば る 「恋愛も楽しめるし、親子の感動もあるし、ご飯もおいしそうに見える。明るい気持ちになるし、見てて嫌な気持ちがしないので『迷ったらこの映画見て!』ってすすめたいと思います」
予想外の涙! とんかつとDJという異色の組み合わせで笑いを取りに行く映画と思われがちだが、恋愛や友情、家族の絆、主人公の成長などが描かれている点が、女子大生のハートをつかんだようだ。
また、一方で本作に対するネガティブな声に対して、実際に見たからこそ分かるこんな意見も。
ななな 「事件とかいろいろあったけど、それがその人じゃなくて屋敷(伊藤健太郎)だったり、オイリー(伊勢谷友介)だったりに見えてくるから気にならない」
もかちょん「事件をきっかけに知って、マイナスの印象から入ったけど、全然面白かった」
の ん 「(ネットで)マイナスな感じのコメントがすごく書かれていたけど、『なんで見たことない人が?』と思っていた」
と純粋に本作の魅力を語った。
(C)2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
そして、本作には邦画史上最多で新旧含め幅広い年代の67曲が登場する!
ば る 「ブルーノ・マーズさんの曲だったり、誰でも聞いたことがあって、誰でも乗れるような音楽が使われている。80年代の曲も使われていて親と行っても楽しいし、友達と行っても楽しい」
もかちょん「踊りだしたくなるような感じの楽しい曲ばっかりだった」
の ん 「選曲はすごくいい。私がいまそのフロアに行っても踊れそうって感じちゃったくらいすごいアゲアゲ」
ななな 「前の席にいた人たちもノリノリで聞いていた。劇場がみんなノリノリでみんな絶対知っている曲なんだなと思いました」
ば る 「曲を知らなくても確かに踊れるよね。曲調というか。体が勝手に揺れちゃう(笑)」
音楽の力で劇場が一体になるのもこの映画の魅力。周囲の反応が感じられる劇場で見た方が面白いとメンバーは力説する。劇場をひとつにする要素は音楽だけではないようだ。
の ん 「とんかつの揚がる音がすごく好きで、食欲をそそられた。みんな食べたいって思ったと思う」
ななな 「手伸ばして取りたいくらい。(スクリーンから)出てこないかなって」
ば る 「とんかつ売ってほしかった映画館で」
もかちょん「私はその日、見終わってとんかつ食べたから(笑)。食べないわけないよね」
全員がとんかつを食べたくなったと口をそろえた。さらに、女子ならではの目線で作品のみどころを口にするメンバーたち。
もかちょん「気に入ったのが北村さんがキャベツ切るシーン。やばいこれ、すごいと思って。めっちゃきれいで感動した。手が好きなんですよ、男の人の。あれがみどころのひとつ」
ば る 「振り切った演技をされていて、アゲ太郎本人という感じに見えた。これはもてない男だなって、イケメンなはずなのにすごい。アゲ太郎の人柄を忠実に再現できていて、初めてDJやるときは…(祈るポーズをしながら)、親心で見ました」
座談会の予定時間いっぱいまで本作のアゲアゲポイントを語ったメンバー。まだまだ語りつくせていないほど魅力たっぷりの作品だと口をそろえて強調した。
(C)2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
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