「TOBが無事に成功した。ドコモを強くすることで日本、世界がより豊かになる」。NTTの澤田純社長は17日、東京都内での講演で強調した。光信号で通信処理する最先端技術「IOWN(アイオン)」の実現に向け、グループ全体の開発力を生かす狙いだ。
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ドコモは携帯電話料金の新プラン策定を急ぐ。NTTによるTOBに加え、来月1日に社長交代を控え、公表を先送りしてきた。
KDDI(au)とソフトバンクは10月28日にそろって発表しており、いずれも傘下の格安ブランドで、割安な大容量プランを新設した。ただ、ドコモには格安ブランドがなく、澤田氏は「個人的には三つ四つ用意したらどうか」と語っており、新設へ踏み切るかどうかに注目が集まる。