東京都の小池百合子知事は同日夕に記者会見し、「感染者数は増えているが、重症者は増えていない」と述べ、飲食店に対する営業時間の短縮要請は見送るとした。今後実施するかどうかは重症者数の推移によって判断する意向を示した。
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会見に同席した国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は都内の感染状況について「急速な感染拡大の局面を迎えた」との見解を示した。
都道府県別の感染者数は他に大阪338人、北海道266人、愛知219人、神奈川205人など。
都の警戒度は9月10日に最高レベルから1段階引き下げて以降、維持していた。同様に4段階で示す医療提供体制の指標は、深刻な方から2番目の水準を据え置いた。