TBS系報道番組「NEWS23」の取材中に歌手、MISIA(42)が落馬事故で背骨を骨折し全治6週間の重傷を負ったことについて、同番組は19日の放送で改めて説明。フリーアナウンサー、小川彩佳(35)は現場にいたことを明らかにし、神妙な表情で謝罪した。
小川は冒頭で「歌手のMISIAさんが、私ども『NEWS23』の取材中、乗っていた馬から落ちて胸椎の一部を骨折し、全治6週間のケガをしました」と報告。VTRによる事故の詳細説明後に「取材現場には私もおりました」と明かした。
MISIAは落馬後、時間をおいてインタビューにも対応してくれたといい、小川アナは「ご本人は口には出しませんでしたが、きっと痛みに耐えながら、懸命にお話しくださったのだと思います。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。
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最後に「MISIAさんには改めて、心よりお詫びとお見舞いを申し上げます。そして、現場にいらしたスペシャルオリンピックスの選手の皆さま、ご家族の皆さま、これまで事故なくやってこられた乗馬クラブの皆さま、そしてMISIAさんのファンと関係者の皆さまに心よりお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした」と深く頭を下げた。
小川のコメント全文は以下の通り。
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取材現場には私もおりました。MISIAさんには落馬の後、時間をおいてインタビューにも応じていただきました。その際、ご本人は口には出しませんでしたが、きっと痛みに耐えながら、懸命にお話しくださったのだと思います。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
インタビューの中でMISIAさんは『ワクワクすることや夢を見ることが人生に生きがいを与えてくれる』と心を込めて語ってくださいました。そして、間近で実際に拝見したスペシャルオリンピックスの選手の皆さんは、まさにワクワクしながら乗馬をされていて、その選手たちをMISIAさんが愛情と情熱を持ってサポートされていることが、ひしと伝わってまいりました。
本来ならば、その温かな交流の様子をお伝えするはずの取材がこのような形になってしまったこと、大変心苦しく、私としても申し訳なく思っております。この交流については、近く『NEWS23』でお伝えすることができればと思っております。
最後になりましたが、MISIAさんには改めて、心よりお詫びとお見舞いを申し上げます。
そして、現場にいらしたスペシャルオリンピックスの選手の皆さま、ご家族の皆さま、これまで事故なくやってこられた乗馬クラブの皆さま、そしてMISIAさんのファンと関係者の皆さまに心よりお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。
◆トレーナーは「取材スタッフの動きに馬が反応」と指摘
番組の説明によると、特集企画として、知的障害を持つ選手たちの競技会などを開催する「スペシャルオリンピックス」への支援活動に取り組んでいるMISIAを取材。今月15日に「スペシャルオリンピックス」の選手たちと乗馬をしながら交流する様子を取材していたところ、MISIAが騎乗していた馬が突然スピードを上げ、落馬してしまったという。
番組の取材スタッフは、現場にいたトレーナーから行動には注意するように指示されていたが、落馬時に機材の位置をずらしており「この動きに馬が反応した」と現場で指摘を受けたという。山本恵里伽アナ(27)は「私たち『NEWS23』は、現場でいただいた指摘を重く受け止めております」とし、頭を下げていた。