米紙ワシントン・ポスト電子版は19日、米国の複数の州と連邦当局が、米交流サイト大手フェイスブック(FB)による写真共有アプリ「インスタグラム」と通信アプリ「ワッツアップ」の買収について、独占禁止法(反トラスト法)違反で提訴する見通しだと報じた。
米連邦当局は方針を決めていないものの、州当局は12月上旬に提訴する方向で準備を進めている。米当局の調査も最終段階で、州当局と調整するもようだ。
米当局は、FBによる買収で消費者のソーシャルメディアの選択肢が狭まり、サービスやプライバシー保護が悪化したと主張。同紙は「政府は、巨大ITの分割や、事業運営に厳しい条件を課す可能性のある訴訟に向けて準備しているようだ」と伝えた。(共同)
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