俳優や映画プロデューサーとしても活躍した東映グループ会長の岡田裕介(おかだ・ゆうすけ、本名剛=つよし)さんが18日午後10時58分、急性大動脈解離のため東京都内の病院で死去した。71歳。
岡田さんは1970年に俳優として「赤頭巾ちゃん気をつけて」で映画デビューした後、高倉健と吉永小百合が主演の映画「動乱」などを製作し、88年に東映入社。2002年から社長、14年から東映グループ会長や日本映画製作者連盟会長を務めていた。
女優、吉永小百合(75)は、訃報を受けて「信じられないことです。お疲れが溜まっていらしたのですね。これから映画の完成まで、どうぞお力を私達に与えてください。見守ってください」と追悼。
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東映の手塚治社長(60)は「本当に突然の訃報であり、驚きと悲しみに包まれ、未だ動揺のさなかであります。まだまだご活躍をしていただきたかったし、教えて頂きたかったこともたくさんありました。この悲報は、東映のみならず、映画産業の、日本の文化全体においても大きな損失です。我々は、この悲しみから必ずや立ち直り、岡田会長の志を継いで、東映の伝統を守り育て成長させていくことを誓います。これまでの皆様のご厚情に感謝申し上げるとともに、今後とも東映株式会社のへのご助力とご協力をよろしくお願い申し上げます」と故人を悼んだ。