是枝監督「2人を撮るなんて夢のよう」 ドヌーヴ&ビノシュ登壇「真実」ジャパンプレミア
是枝監督「2人を撮るなんて夢のよう」 ドヌーヴ&ビノシュ登壇「真実」ジャパンプレミア
フォトセッションに臨む(左から)宮崎あおい(宮崎あおい)、ジュリエット・ビノシュ、宮本信子、カトリーヌ・ドヌーヴ、佐々木みゆ、是枝裕和監督=東京・六本木(撮影・桐原正道)【拡大】 是枝裕和監督(57)の最新作「真実」(11日公開)のジャパンプレミアが3日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。 まず、是枝監督、主演のフランス人女優、カトリーヌ・ドヌーヴ(75)と娘役のジュリエット・ビノシュ(55)が登壇。是枝監督についてドヌーブは「演出が通訳を介してだったので、最初はもどかしかったけれども、徐々に監督をひと目見ただけで何を察しているかが分かった」、ビノシュも「映画監督は耳と目の感受性が必要ですが、その神髄を持っている人」と絶賛。是枝監督は恐縮しながら「2人と映画を撮るなんて、とても夢のようなことでした」と感謝した。 その後、日本語吹き替え版でドヌーヴの声を演じた宮本信子(74)とビノシュの声役の宮崎あおい(33)が登壇し、それぞれに歓迎の花束を贈呈。孫役の声を担当した佐々木みゆ(8)が「チャンスだと思って、頑張ってやってみました」とあいさつすると、ドヌーヴは佐々木の髪の毛をさわって笑顔を見せた。 降壇する際には是枝監督がドヌーヴの手をひくなど、最後までアットホームな雰囲気に包まれた。
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