同氏はワクチン接種が普及し多くの国民が免疫を獲得して感染が広がりにくくなる集団免疫の状態に「来年5月ごろ」に達し、元の生活に戻れる可能性も指摘。今年中に米モデルナのワクチンも実用化するとの見通しを示した。
食品医薬品局(FDA)は12月10日に諮問委員会を開催。ファイザーと共同開発のドイツ企業が申請した緊急使用許可の是非に関し外部有識者の意見を聴く。スラウイ氏は、FDAが委員会の直後に許可するとの想定で、許可後24時間以内にワクチンの配布が始まり、接種が可能になるとの見通しを述べた。
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今後、米疾病対策センター(CDC)の委員会が接種対象の優先順位の指針をまとめる。当初は高齢者施設の入所者や医療従事者、持病のある人などが想定されている。(共同)