日本を代表するソプラノ歌手、佐藤しのぶさん急死 ウィーン国立歌劇場など世界で活躍
日本を代表するソプラノ歌手、佐藤しのぶさん急死 ウィーン国立歌劇場など世界で活躍
9月29日に死去したことが分かった佐藤しのぶさん【拡大】 日本を代表するソプラノ歌手で、NHK紅白歌合戦に4年連続で出場したこともある声楽家、佐藤しのぶさんが9月29日に死去したことが3日、分かった。61歳だった。所属事務所の公式サイトで発表された。 病名は故人の意思で非公表。葬儀・告別式は2日に近親者で執り行った。後日お別れの会を開く予定。夫は指揮者の現田茂夫(げんだ・しげお)さん。 佐藤さんは1958年、東京都生まれ。大阪音大付属音楽高、国立音大を卒業後、文化庁オペラ研修所を首席で卒業した84年に「椿姫」の主役でデビューすると、ウィーン国立歌劇場など世界をまたに活躍した。87年にはオペラ歌手として初めて紅白に出場して「オンブラ・マイ・フ~なつかしい木陰」を熱唱。90年まで4年連続で大みそかのお茶の間に歌劇の魅力を伝えた。 2009年4月の「天皇皇后両陛下ご成婚50周年&ご即位20周年記念コンサート」にも出演。毎年恒例だった5月の母の日コンサート「佐藤しのぶ 母の日に送るコンサート」は今年で25回目を迎えていた。 最後のステージは8月4日に宇都宮市文化会館で行われたソプラノ・リサイタル。9月24日に体調不良のため、10月から来年1月までのコンサート出演を取りやめると発表していた。
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