大阪の上方落語家が一門の垣根を越えて寄席を披露する「大阪落語祭」が1日、大阪松竹座(大阪市中央区)で始まった。コロナ禍で影響を受けた文化芸術活動を支援する府の事業の一環で、今月末までに約100公演が予定されている。
中入り後、上方落語協会の笑福亭仁智会長(68)が「明るい来年が迎えられる良い会に、良いひと月にしたい」、芸歴60年を迎えた桂福團治(80)が「半世紀前、当時の上方落語は19人でしたが、今は3桁まで増えました。われわれ一同、後世に上方文化をもっと広めていくために一生懸命務めていきたい」と口上を述べると、観客からひと際大きな拍手が送られた。
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