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福岡市中央区の繁華街・天神に3日出没し、市役所の地下駐車場に逃げ込んでいたサルが、捕獲用のおりに入っていないのが4日朝、確認された。市によると、サルは天井付近の配管にうずくまるなどしており、網や鎮静剤入りの吹き矢などでの捕獲を検討する。
4日午前7時ごろ、市職員約10人が天井の配管の上で寝ているサルを確認。おりに餌として入れたバナナやサトイモ、パンに手をつけた形跡はなかった。職員が網で捕獲を試みたが、サルは素早く別の配管に走って逃げ、再びうずくまった。
県警などによると、福岡市では3日午前、各地でサルの目撃が相次いだ。11時ごろには再開発が進む天神1丁目で見つかり、周囲は一時騒然となった。
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近くの市役所駐車場では、警察官や市職員ら数十人が網で捕獲を試みたが、サルは天井付近の配管を縦横無尽に走り回って翻弄。市は3日夜に駐車場を閉鎖し、餌を入れたおりを設置した。