女優、水沢アキが66歳の誕生日を迎えた5日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで写真集「AKI MIZUSAWA 1975-2020」(小学館、税抜き6000円)の出版記念イベントを行った。
1975年に写真家、篠山紀信氏(80)の男性誌「GORO」のグラビア連載「激写」でヌードデビューして以降、未発表作品を含め、最新ヌードまでの45年を詰め込んだ1冊で、「想像を絶しました。17歳で『娘ごころ』で(歌手)デビューして19歳で篠山先生に出会って私の人生そのものが出ている」と感慨深げ。お気に入りのカットに19歳の表紙の写真を挙げ、「この表紙があったから、45年間芸能界で生きてこられたと思う」と笑顔を見せた。
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篠山氏は「45年撮っているのは水沢さんだけ。初対面の明るく弾けるような元気で健康的な美しさを60歳になっても持ち続けている」と称えた。
最近の写真は65歳の今年4月に自宅のリビングで撮影したヌードのカットで、「ちょっと恥ずかしかったのですが、多少、体がおばあさんになっても記念だからということで撮っていただいた」と説明。写真集の点数を聞かれると、「1兆点くらい。私の人生ですから」と胸を張り、「これで安心して人生が終われます。認知症になっても私が生きてきた証になるので」と感激しきり。
「5年後の50年も撮る」との質問に篠山氏は「このエネルギーは永遠に続くだろうからぜひとも撮らせてもらいたい」と意欲をみせ、水沢も「ぜひ」と応じていた。