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肝細胞がんで7日に亡くなったコメディアンで俳優、小松政夫さん(享年78)の訃報が流れた11日、芸能界も悲しみに包まれた。昭和の人気バラエティー「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」で名コンビと言われた俳優、伊東四朗(83)は「なんで…」と突然の別れに絶句。クレージーキャッツの植木等さんの付き人だった故人を弟分としてかわいがった同グループの犬塚弘(91)や小松さんの自伝小説のドラマ化で本人を演じた俳優、志尊淳(25)も悼んだ。
ショックが大きすぎて言葉が続かなかった。この日、伊東は東京都内で仕事の打ち合わせ後に事務所関係者から盟友の訃報を知らされ、「なんで…」と絶句した。
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1970年代後半に人気を博した「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」など数々のバラエティーで共演した伊東は、「小松の親分さん」などのギャグでともに一時代を築いた相方同然の存在。5月に開催予定だった自身のトークライブ「あたシ・シストリー」の5月に小松さんがゲスト出演する予定だったが、コロナ禍で中止に。昨夏にクイズ番組で顔を合わせたのが最後になった。
小松さんとは現在も交流していたが、がんだったことは知らされていなかったようで、あまりの衝撃に「俺より先に逝くなんて馬鹿野郎。会いたかった」と一言だけコメントを寄せた。
伊東は12日に文化放送「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛(パッション)」(土曜後3・0)に生出演。ゲストは偶然にも「見ごろ-」で共演していた元キャンディーズの女優、伊藤蘭(65)で、2人がどんな思い出を語るのか注目だ。
クレージーキャッツの犬塚は、静岡・熱海の自宅で13歳下の弟分の死に耳にした。関係者に「いやあ、びっくりしたよ。(死因は)肝細胞がんか。お酒が好きだったからかな…」と声を振り絞るように言った。
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