条例は「県民が被害者にも加害者にもならない安全な社会の実現」との理念を提示。ネットを適切に使いこなす「ネットリテラシー」向上のための勉強会開催なども規定した。一方で、罰則はなく被害抑止の実効性は未知数だ。
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条例制定に先立ち、県は10月に相談窓口を設置。書き込みを削除する手順などを専門相談員が無料でアドバイスするほか、必要があれば弁護士や臨床心理士を紹介する。
山本一太知事は6月の記者会見で「県内でもネット上のいじめが深刻な問題になっている。(条例を)群馬モデルとして全国に広めていきたい」と強調した。