米朝実務協議 北朝鮮「決裂した」と主張も米「再協議に意欲」
米朝実務協議 北朝鮮「決裂した」と主張も米「再協議に意欲」
米朝両国は5日(日本時間6日)、スウェーデンのストックホルムで北朝鮮の非核化などを巡り実務協議を行った。北朝鮮首席代表の金明吉巡回大使は協議終了後、「協議は決裂した。米側が手ぶらで現れた」と主張、協議を中断したと述べた。米国務省は直後に声明を出し、金氏の発言は事実を反映していないと反論、2週間後の再協議に意欲を表明した。 金氏は米国が「旧態依然とした態度と立場を捨てられずにいる」と非難。核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験中止などに対し、米側が見返り措置を実践するのが先決と強調。 米国務省のオルタガス報道官は、金氏の発言は「8時間半に及んだ議論の内容や雰囲気を反映していない」とし、米側が「新しい提案について説明した」と主張した。
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