テレビ朝日の大下容子アナウンサー(50)が自身がキャスターを務める25日放送のテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に生出演。23日に心筋梗塞のため82歳で亡くなった作詞家で、直木賞作家のなかにし礼さんを偲んだ。なかにしさんは以前、同番組のコメンテーターを務めていた。
番組ではなかにしさんの訃報を取り上げ、大下アナが「先月中旬から心臓の状態が悪化したため、都内の病院に入院されたそうです」と番組で取材した内容を読み上げた。大下アナは「若い時になかにしさんは心臓の手術をされておりまして、心臓の半分くらい壊死した状態になってらっしゃいました」と説明。なかにし礼さんはコメンテーターを務めていた2012年3月の同番組の放送で、食道がんであることを報告したが、そのことにも触れ「手術すると心臓が耐えられないということで、ご自分で陽子線(療法)を調べて、その治療をされて、2度克服されたということもあります」と振り返った。
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続けて「今年に入り心臓に違和感を覚えることが多くなったため、例年より多く検査入院をしていたそうです。先月中旬からは集中治療室に入っておられたそうです」と伝えた。コロナ禍であるため面会できる人も限られていたという。
なかにしさんとの思い出を尋ねられると、大下アナは「そうですね、ちょっとごめんなさい…」と涙を浮かべ言葉に詰まった。「あの…本当に感性と知性の巨人といいますか、私の中で最高峰の方でとてもびっくりしました。まだ信じられない…本当にお世話になりました」と声を振り絞った。