細川たかし「『おバカさんが歩いてる』と言われるほどでした」 なかにし礼さん作詞のデビュー曲を述懐

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細川たかし「『おバカさんが歩いてる』と言われるほどでした」 なかにし礼さん作詞のデビュー曲を述懐
「北酒場」で第24回レコード大賞を受賞した細川たかし(右)を祝福するなかにしさん(左)と中村さん(中央)=1982年撮影【拡大】

 「北酒場」「石狩挽歌」「まつり」など数々のヒット曲を生んだ作詞家で直木賞作家、なかにし礼(本名・中西禮三=なかにし・れいぞう)さんが23日午前4時24分、心筋梗塞のため東京都内の病院で死去したことが25日、分かった。82歳だった。
 なかにし礼さんの訃報を受け、芸能界も悲しみに包まれた。大ヒット曲「北酒場」や1975年のデビュー曲「心のこり」などでタッグを組んだ歌手、細川たかし(70)と故人の小説が原作となった2003年度下半期のNHK連続テレビ小説「てるてる家族」でヒロインを務めた女優、石原さとみ(34)らが恩人をしのんだ。

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 なかにしさんと昭和の歌謡界を牽引してきた細川は“楽しい思い出”をなつかしんだ。
 「また一人昭和の偉人が亡くなってしまい残念でたまりません」と中村泰士さんに続く恩人との別れにショックをあらわにしたが、故人との出会いとなったデビュー曲「心のこり」について述懐。冒頭の歌詞♪私バカよね おバカさんよね、について「あまりにインパクトが強く、よくキャンペーンなどで子供に『あっ、おバカさんが歩いてる』などと言われるほどでした」とお茶目に紹介。当初、タイトルは「私バカよね」だったが、「デビュー曲でこのタイトルはかわいそうだと先生が『心のこり』と付けてくれた」と秘話を明かした。82年の日本レコード大賞に輝いた「北酒場」もプレゼントしてくれた天才作詞家に「今は天国でゆっくりとお休みくださいと祈るばかりです」と呼びかけた。
 歌手で女優、いしだあゆみ(72)の妹だったなかにしさんの妻とその家族をモデルに故人が執筆した小説を実写化した2003年下半期の朝ドラ「てるてる家族」でヒロイン、岩田冬子を演じた石原は、撮影時の交流を振り返った。「関西弁上手だね」と激励されたといい、「何もわからない新人の私の努力や不安を察してくださいました。とにかく優しく笑って見守ってくださっていました」とコメント。
 あれから15年以上が経ったが、当時を知る年上世代から「冬ちゃんおーきなったなぁー」と声をかけられていると明かし、「この作品のおかげで、なかにし礼さんのおかげで、今の自分がいます」と感謝した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 細川たかし「『おバカさんが歩いてる』と言われるほどでした」 なかにし礼さん作詞のデビュー曲を述懐