北島三郎、黒人霊歌に「しびれちゃう」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!

オタクエンタメニュースです!
アイドルからアニメや声優、マンガ、ゲームを網羅するオタクのニュースを配信しています。
気になる話題のニュースや芸能の最新ニュースを掲載中!

今回の最新ニュースはこちらです!!

北島三郎、黒人霊歌に「しびれちゃう」
100年インタビューに答える北島【拡大】
その他の写真(1/2枚)

 演歌の大御所、北島三郎(84)が30日放送のNHK BSプレミアム「100年インタビュー」(後3・49~後5・0)に登場。歌の極意と半生を貴重な歌唱映像とともに語り尽くす。
 取材したのは「NHKのど自慢」の司会で知られる同局きっての歌謡通、小田切千アナウンサー(51)。北島が50回出場(他に特別出演1回)で区切りをつけたNHK紅白歌合戦のメイン会場、東京・渋谷のNHKホールのステージで語り合った。
 「まつり」をはじめ「風雪ながれ旅」「函館の女」など幾多の代表曲で日本中を元気づけてきた北島。歌うときの心構えについて「これは俺しか歌えないと信念を持つこと。それが聴く人の胸を打ち、涙してくれる」と力強く語った。さらに、師匠の作曲家、故船村徹さんから教えられたのは「歌うときに涙はやめろ。悲しい歌も笑って歌えば倍、悲しく聴こえるものだ」という心構えだったという。

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });

 そんなサブちゃんだが、「『のど自慢』で俺の歌を俺よりうまく歌うアマチュアもいる。こんな歌い方があるのかと教わることもある」とボソリ。「こっそり盗んで、自分なりに消化することも大事」と謙虚に学ぶ姿勢の大切さも説く。さらに、普段聴く音楽については意外にも「ジャズだね」と答えてニヤリと笑った。 
 「中でも『深い川』など黒人霊歌には独特のリズムと哀愁、魂がある。女性の黒人歌手が『ウ~、ウ~』と叫ぶように歌う声は『つらいなあ、つらいよなあ』と聴こえる。しびれちゃうね。俺たちの演歌も、同じように魂の叫びだと思う」と力説。英語の歌の一節を珍しく歌ってみせた。
 さらに、北海道の漁師の長男として生まれるも、東京・渋谷の繁華街で流しをしたときの苦労話のほか、紅白のトリを初めて務めたとき、大トリの故美空ひばりさんから「サブ、頑張って」と声をかけられた話などを披露。5年前に通算4578回でピリオドを打った大劇場公演も振り返りつつ、「ステージは私の戦場。歌は人をなぐさめ元気づける心の支え。いいものを聴いた、見たとお客さんが言って帰ってくれたら勝ちなんです」と持ち前の哲学も披露した。
 昨年11月に自宅で転倒し足の指7本を折ったが、すでに患部は完治。コロナ禍のため生のステージは減ったが、「コロナ禍もいつかは終わることを信じて、俺の歌を喜んでくれるくれる人のために歌い続けたい」と前を向いた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 北島三郎、黒人霊歌に「しびれちゃう」