お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(56)が27日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。若手漫才師日本一決定戦「M-1グランプリ2020」で第16代王者に輝いたお笑いコンビ、マヂカルラブリーについて言及した。
20日に行われた「M-1」で、結成13年のマヂカルラブリーは初優勝。3年前の決勝で最下位に沈んだリベンジを果たし、史上最多となる5081組の頂点に立った。一方、決勝で披露した漫才が、ボケの野田クリスタル(34)がほとんどしゃべらず、床を転げまわるなど大暴れするネタだったことに、ネット上では“漫才か否か”で議論が巻き起こっていた。
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番組ではこの話題に。ゲスト出演したタレントの中居正広(48)から“漫才の定義”について水を向けられると、松本は「これに関してはテレビサイズではしゃべれない。1時間ぐらい俺一人でしゃべらせてほしいくらい」と前置きをした上で、「漫才の定義っていうのは基本的にない。定義はないんですけど、あえて設けることで定義を裏切ることが漫才なんですよ。だから定義は作るんですが、これは破るための定義」との考えを示した。
またM-1で披露したマヂカルラブリーの漫才について「野球のすごい大一番の時に、ピッチャーが消える魔球を投げたみたいな話なんですよ」と例え、「我々プロは『すごいな! ここで消える魔球投げてくるんや!』と思うんですけど、にわか野球ファンなんかは『あれは卑怯だ。あそこで魔球投げるかね。真剣勝負せぇや』みたいな意見出てくんですよ。これはたぶんね、一生交わらない」と語った。