大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。今年は新型コロナウイルス感染の影響で初出場のSnow Manが念願の初出場を辞退。同じく初出場で同期のSixTONES・田中樹(25)は「Snow Manのファンのためにも精一杯やりたい」と決意した。一方、関ジャニ∞の横山裕(39)は年内で活動休止する嵐に「華々しく走り切って」とエールを送った。
今年1月22日に同時デビュー。結成1年目で紅白初出場を決めたジャニーズの未来を担う2グループがコロナ禍に負けない絆でつながった。
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SixTONESはこの日、デビュー曲「Imitation Rain」を熱唱。取材ではSnow Manの辞退について聞かれ、田中は「ジャニーズファミリーとして悲しくて、悔しい」と唇をかんだ。
Snow Manでは宮舘涼太(27)が新型コロナに感染。他の8人が濃厚接触者となり、紅白初出場を辞退した。
完成度の高いパフォーマンスが特徴のSixTONESはアクロバットが得意のSnow Manと切磋琢磨して成長。
田中は「誰も悪くないけど…」とやるせない思いも吐露しつつ、「Snow Manのファンのためにも精いっぱいやりたい」と決意。同期の無念を胸に、最高のパフォーマンスを約束した。Hey!Say!JUMPの薮宏太(30)も「これを糧に頑張ってくれるグループ。Snow Manの思いも持って臨む」と同じ思いだ。
一方、ジャニーズ事務所はこの日、コロナ禍の現状を踏まえ、来年1月末までの大型公演を中止すると発表。SixTONESも同4~7日に横浜アリーナで予定していた公演などを中止し、一部の生配信を決めた。
田中は「ファンと同じ空間を共有できることを楽しみにしていましたが、ファンとスタッフの安全が第一。生配信でも生ライブでも、精いっぱい届けたい」と力説。年内で活動休止する嵐には「バック(ダンサー)で数々の先輩の背中を見つめて学んできた。嵐さんの活動は永遠に残る。それに恥じないようにしたい」と約束した。
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