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NHK連続テレビ小説の歴代ヒロインに迫る大型連載の2021年初回を飾るのは、09年度後期「ウェルかめ」に主演した倉科カナ(33)。5度目のオーディション挑戦で応募者1775人から大役を射止め、本格女優デビュー。大きな夢を胸に何事にもあきらめずに奮闘する新米編集者を自身に重ねながらみずみずしく演じた。今年デビュー15周年を迎え、いまや多彩な顔を演じ分ける実力派が、女優人生の基盤となった青春の日々を語り尽くす。
◆最終審査と思ったら合格会見
この間、NHKさんで出演させていただいているドラマ「カンパニー 逆転のスワン」(BSプレミアム、BS4Kできょう10日スタート、日曜後10・0)の番宣に出たとき、「ウェルかめ」の映像が流れたんですね。
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私も久しぶりに見たんですけど、すごく懐かしくて、当時を思い出して涙ぐんじゃいました。
デビューから15年になりますが、朝ドラに出ているのを見てくださった多くの方がこれまで「一緒にお仕事をしない?」って声をかけてくださった。朝ドラがなかった私なら今がないと本当に実感します。
ヒロインの発表会見は、最終審査だと思って行ったら「合格だよ、合格の会見だよ」って周囲に言われて、すごくびっくりしたんですよ。
東京から大阪のNHKに向かう新幹線の中でマネジャーと2人で、「こういうことを聞かれたら、こう答えようね」という風にオーディションで質問されることだと思って練習をしていたら、それは会見で聞かれたときの内容で…。私だけドッキリを仕掛けられ、マネジャーさんは策士だったっていう(笑)。
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