9日から本格的に降り始めた大雪による北陸自動車道の立ち往生は、10日午後も続き、インターチェンジ付近のコンビニやドラッグストアでは、車を高速に残したまま食料を買い求めるドライバーたちの姿が多く見られた。「いつになったら解消されるのか」。多くの運転手が寒さと空腹で疲労の色を濃くしていた。
「低体温症になるのが怖くて、仮眠もできない」。福井市の福井北インターチェンジ近くのドラッグストアで食料を購入していた金沢市の40代男性は疲れた様子でこう話した。ガソリンが底を突きそうなため、車内ではエンジンを切って過ごしていたという。
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車を高速に残して徒歩で約1時間かけてたどり着いたドラッグストアでは、菓子パンなどが品切れ状態に。レジには約20人が長い列を作っていた。