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世界初のプロダンスリーグ「Dリーグ」が10日、東京・有明アリーナで開幕した。コロナ禍により無観客生配信となったが、全9チームが白熱のダンスバトルを披露。EXILEのSHOKICHI(35)とともにアンバサダーを務める三代目 J SOUL BROTHERSのELLY(33)はDリーガーに刺激を受け、「いつか僕が出ることもあると思うので、備えておきます」と“参戦”に意欲を示した。
ブレイクダンスが2024年パリ夏季五輪の正式種目に決まるなどダンス熱が高まる中、日本発、世界初のリーグが幕を開けた。
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「気迫って人の心を動かして泣かすんだと…。甲子園を見ている感じ。気迫がビシビシ伝わってきて、泣きました」
開幕戦を見届けたSHOKICHIは、興奮冷めやらぬ様子で熱いバトルを述懐。ELLYも「ダンスの持つ可能性を日本で感じられたのがすごくうれしい。小中高生の夢の場所になる」と感無量の表情を浮かべた。
Dリーグはダンスの普及や発展のために発足。初年度は9社の企業がチームオーナーとして参画し、全12ラウンドのレギュラーシーズンなどを通して6月に王者を決める。従来のスポーツ競技と異なり、オーディエンス投票も実施される。
EXILEのリーダー、HIRO(51)が同リーグのチーフクリエーティブアドバイザーを務めるなど大手所属事務所、LDHのアーティストが全面的に協力。審査発表前にはSHOKICHIとELLYも、2人で組んだユニット、KING&KINGとしてテーマ曲「GET IT ON」を熱唱し、花を添えた。
今回はコロナ禍で無観客生配信となったが、SHOKICHIは「楽しみ方を学ぶ期間だと思う」と前向きにとらえ、「歌で盛り上げていきたい」とサポートを約束。ELLYは「ダンス熱が一段階上がった」とDリーガーたちに刺激を受けた様子。期間限定の「SPダンサー」枠で同リーグに参加することもルール上は可能なだけに「スキルアップして備えておきます。いつか僕が出ることもあると思うので、楽しみにしていてください」とノリノリだった。
Dリーガーの中にはブレイクダンス世界大会で優勝経験があるKOS? 8ROCKS(コーセー エイトロックス)のISSEI(23)らパリ五輪のメダル候補もおり、ELLYは「ここから五輪に出ていく選手もたくさんいると思うので、楽しみです」と期待を寄せた。
★9チームで戦
Dリーグは、2分~2分15秒のダンスパフォーマンスを制作し、12ラウンドのレギュラーシーズンを9チームで戦う。ラウンドの順位ごとに勝ち点が配分され、上位4チームがチャンピオンシップへ進出、シーズンチャンピオンを決める。審査方法は、審査員4人の合計得点とオーディエンス得点を合わせた100点満点で計算。開幕戦はSEGA SAMMY LUX(セガサミールクス)が78点で首位発進した。