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TBS系ドラマ「天までとどけ」シリーズなどで知られる実力派俳優、綿引勝彦(わたびき・かつひこ)さんが昨年12月30日午後0時54分、膵臓(すいぞう)がんのため亡くなっていたことが13日、分かった。75歳だった。
綿引さんが出演した昨年4月公開の映画「ケアニン~こころに咲く花~」に主演した俳優、戸塚純貴(28)がインスタで故人をしのんだ。
介護福祉士になった青年の奮闘を描く物語で、綿引さんはがん患者役を熱演。2018年にがんが見つかり、翌19年7月に同作の撮影に臨んだ後、同12月に肺への転移が発覚した。病魔と闘いながら演じていた大先輩について戸塚は「その時の真に迫る綿引さんの演技は本物だったんだ。どんな想いで演じていたんだろう」と思いを馳せ、「俳優としての生き様を見せてくれました。共演させて頂いたことを誇りに」と感謝していた。
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