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「さようなら。近いうちにまた会おう」。トランプ米大統領は任期最終日の２０日朝、バイデン新大統領の就任式を欠席してホワイトハウスを出発した。首都ワシントン近郊の米軍基地で家族と支持者を前にセレモニーが開かれ「４年間で成し遂げた仕事は素晴らしいものだった」と自画自賛、最後までトランプ節のまま退場した。
ホワイトハウスの庭にメラニア夫人とともに姿を現したトランプ氏。２人並んで歩いてヘリコプターに乗り込むと、ヘリは４年間暮らしたワシントンの中心部を見下ろすように、バイデン氏が就任宣誓する連邦議会議事堂の上空を回った後、ワシントン近郊の米軍基地へ。
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基地では、長女イバンカ大統領補佐官ら家族や支持者らに出迎えられた。多くの星条旗がはためく前で、新型コロナウイルスのワクチン開発など成果を誇った。バイデン氏が就任するちょうど３時間前、米軍基地から大統領専用機で南部フロリダ州の別荘マールアラーゴに向かった。就任式の大統領欠席は１８６９年の第１７代アンドルー・ジョンソン氏以来。ジョンソン氏もトランプ氏のように任期中に弾劾訴追されたが、罷免は免れた。（共同）