米倉涼子が激白　病気でドクターＸへの出演がピンチだった　

制作発表記者会見に臨む米倉涼子＝東京・六本木（撮影・桐原正道）【拡大】 　女優、米倉涼子（４４）が７日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系主演ドラマ「ドクターＸ～外科医・大門未知子～」（１７日スタート、木曜後９・０）の制作発表に出席。撮影前に低髄液圧症候群を患い、出演が危ぶまれたことを激白した。　２年ぶりの人気シリーズ復活に「緊張しますし、キャストの皆さんに会えてうれしい」と笑顔を見せた後、「ドラマに入る前にミュージカル（の『ＣＨＩＣＡＧＯ』）をやっていたんですが、その１カ月前に低髄液圧症候群になりました」と明かして驚かせた。　目まいや吐き気、倦怠（けんたい）感などを伴う病気で「まっすぐ歩けなくなったり、２週間安静にしないといけなくて、このまま『ドクターＸ』ができなくなるんじゃないかと思いました」と述懐。現在は同作を監修する脳外科医の処置とアドバイスで回復したという。　自身が病を克服したことで医師に対する気持ちの変化があったようで「前シーズンの最後に大門未知子が病気になって、『医者も患者になるべきだ』といったせりふがあって、本当の医者じゃないけれど、医者に頼る気持ちや的確なアドバイスと処置を求める気持ちを実感できた」と笑顔。　続けて「改めて大門未知子みたいな先生が求められていると感じた。気合が入っています」と決意を新たにしていた。　この日は大門の名せりふ「私、失敗しないので」のモデルとなったロンドン五輪女子柔道女子金メダリストの松本薫さん（３２）も登場。米倉は「野獣からアイスクリーム屋さんになったというギャップが萌えますね」と笑わせた。　同作は孤高の天才フリーランス外科医・大門未知子の活躍を描く人気ドラマシリーズの第６弾。　ほかに西田敏行（７１）、内田有紀（４３）らレギュラー陣をはじめ、新キャストの市村正親（７０）、ユースケ・サンタマリア（４８）、武田真治（４６）らも出席した。