祖父、十七世中村勘三郎さんの三十三回忌追善となる第3部「連獅子」では、親獅子の精を演じた勘九郎と、仔獅子の精役の長男、中村勘太郎(9)の息の合った毛振りに拍手が鳴りやまず。演目「奥州安達原」では、勘九郎の次男、中村長三郎(7)が盲目の母(七之助)を思いやる娘・お君をけなげに演じ、観客は涙した。
また、第2部「於染久松色読販」では女優、寺島しのぶ(48)の長男、寺嶋眞秀(まほろ、8)がでっちの長太役で登場。母と祖母の富司純子(75)が客席で見守る中、番頭役から「しのぶお母さまによく仕込まれている」とアドリブで言われ、笑いを誘った。
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