アンドロイド端末アプリは約770万件ダウンロードされている。厚労省の担当者は「接触の情報は端末上のみで管理されているため、濃厚接触があったのに通知が届かなかった人がどれくらいいるかは把握できない」としている。
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厚労省によると、アンドロイドのシステムは、他の端末が近くにあった場合に、その端末や時間や距離などの接触に関する情報を記録する仕組みになっている。
陽性登録された人の情報が送られてきた際に、記録の中にこの人との接触情報があれば利用者に通知されるようになっているが、アプリの不具合によって機能しなくなっていた。
年末から年始にかけて「(感染者と)接触があったのに通知が来なかった」という報告が会員制交流サイト(SNS)上や報道で相次ぎ、アプリを担当する会社が調査をしたところ発覚した。昨年9月28日にアンドロイド版のバージョンアップをした際に不具合が発生したとしている。