ノーベル医学生理学賞は細胞研究の米英3氏に、日本人の2年連続受賞ならず
ノーベル医学生理学賞は細胞研究の米英3氏に、日本人の2年連続受賞ならず
スウェーデンのカロリンスカ研究所は7日、2019年のノーベル医学生理学賞を、細胞が酸素量の変化を感じ取り、適応する仕組みを発見した米ハーバード大のウィリアム・ケリン教授(61)ら米英の3人に授与すると発表した。生命活動の基本にかかわる仕組みで、貧血やがんなどの新たな治療に道を開いた。 昨年、医学生理学賞に決まった本庶佑京大特別教授(77)に続く日本人の2年連続受賞はならなかった。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金900万クローナ(約9700万円)を3人が等分する。
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