元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が4日放送のTBS系「ゴゴスマ~GOGO! Smile!~」(月~金曜後1・55)にリモート生出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視とも取れる発言を謝罪したことについてコメントした。
森会長は3日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言し、国内外から批判が集中。4日、東京都内で会見し、「深く反省している。おわびをして、訂正、撤回したい」と陳謝した上で、辞任の可能性を否定した。
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橋下氏は「“国民に理解を得る”という会見の目的からすれば最悪の会見でしたね。全く反省の意図も伝わらないし、ジェンダー問題についての理解も全くないなっていうふうに伝わりました」とバッサリ。83歳という森会長の年齢にも触れ、「うちのおかんもいろんな社会の価値観について『おかん、それちゃうよ』と言っても全然聞く耳持たない。それとそっくり。もう意地になっちゃって。だから森さんを国民がつるし上げてワーワー言っても、聞く耳持たない」と推察した。
それでも森会長の辞任は避けられないとし、「森さんとしてはああいう会見で『俺はやるんだ』って意地になってるけど、ここを変えるのが政治」と主張。一方で、五輪には森会長の政治力が必要という考えを示し、「だから表に向けての看板としては、森さんではない人をきちんと据えて、下支えをやる水面下のポジションでしっかり残りの任期をやってもらって。看板は代えないともう国民はしらけちゃいますよ」と持論を述べた。