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三谷幸喜脚本、アガサ・クリスティ原作、野村萬斎主演のシリーズ第3弾となるフジテレビ系スペシャルドラマ「死との約束」(3月6日放送、後9・0)に初出演する坪倉由幸(43、我が家)が作品への抱負を語った。
お笑いトリオとして活躍する一方で、「アンナチュラル」、「下町ロケット」など話題作に出演し、俳優としての評価が高い坪倉。三谷作品にはおなじみの長野里美と阿南健治と共にシリーズ初出演となる心境を「率直にびっくり。豪華な方々の中に僕でいいのかな?というのが正直な感想」と少々不安げ。それでも「芸人・坪倉として今まで経験のない“色気”みたいなものをちょっと出せたら」と少しの欲も見せる。
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ドラマは、萬斎演じる名探偵・勝呂武尊(たける)が活躍するミステリーで、坪倉は事件の被害者でカギを握る本堂家の税理士、十文字幸太役。「最初はちょっとミステリアスな感じもあるが、最終的に面倒くさい奴だが憎めない、人間らしい情けないところが見えていればいいな」と役作りを語る。
萬斎とも「がっつりお芝居をさせていただいた」という。「すごく優しい目だが、目力があるというか、笑いながらも目は笑っていないというか…淡々と聞きながらも、目は“おまえのことは分かっているぞ”的な?」と圧倒されていた。
その萬斎が一人たたずむメーンビジュアルも初公開された。舞台となる熊野古道を背景に勝呂がおなじみのポーズを取っている。“全員に動機がある”というだけに勝呂以外のキャストは目線を外し、笑顔がないデザインに仕上がっている。
出演は松坂慶子、山本耕史、市原隼人、比嘉愛未、鈴木京香ら。