東京都の小池百合子知事は5日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言について「大会を安全安心に進めるのが都や組織委のミッションであり、大きな事態に直面している」との認識を示した。都庁で報道陣の取材に答えた。
小池氏は森氏の発言内容を「絶句したし、あってはならない発言だった」と批判。「国際オリンピック委員会(IOC)は『この件は終わりだ』と言っているが、大会ボランティアの辞退や抗議の電話が相次いでいると聞いており、内容を確認したい」と説明した。
女性を取り巻く日本の状況にも「みんな慣れているが、世界から見たら変だ。どう変えていくのか、どう大会を進めるのかをIOCとも連携しながら考えていきたい」と述べた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });